私の家族の話

私の家族の話をします

私の家族には 血の繋がった家族 と ただの家族 が居ます

 

血の繋がった家族は、ずっと、ずーっと昔からあるながーい家系図の中。

その中のほんの一部、しかもながーーーい家系図とながーーい家系図が

偶然交差した父の祖父と祖母、母の祖父と祖母、

そっからまた偶然交差した私の父と母

の間に偶然生まれた、

私の長女、私の次女と私。

 

私はこれだけしか知らない。

 

私が知りえる家系図なんてこれだけだけど、こんなに知ってる。

そして、この家族の中に私として生きている私です。

 

 

ただの家族は、私が1人として築いてきた大切な人。

もともと他人出身の恋人が、

結婚すれば夫婦として家系図に刻まれるように

他人出身のあなたと私は、家族になれます。

 

それは、一緒に過ごした時間だったり、

交わした言葉の意味だったり、

たまたま会った帰り道だったり

すれ違った車内越しに振りあった手かもしれないし

偶然見た流れ星かもしれない

 

わかるんです。

 あ、この人は家族なんだ って

あなたが私をどう思っていても

私にとっては、もう「他の人」じゃなくて

理由もないのに電話したり、電話したくせに寝落ちしたり

なんとなく会いに行ったり行かなかったりして困らせたり

なんとなくサプライズを仕掛けたり、仕掛けた時の想像をしたり

 

なんとなく一人じゃないって思いたいときに

頭に浮かぶ人たち。

 

もともと上辺は好きじゃないし

結局みんなお家に帰ればこんなのじゃないくせに

なんでこんなに気を張って、使い慣れない言葉使って…窮屈そう。

きっと私はお堅い仕事に就いたって私をやめない。

「お堅い挨拶はもう終わり、で今日はこの会議でしたっけ!」

とかって言いたい。多分言ってる。

 

でも、「礼儀知らず」じゃないの。

みんなが着てる変な甲冑みたいの、着たくないの。

学校に居ても、社会に出ても、家にいるときと同じみたいにしたい。

昨日見たテレビが面白かったのを、職場だからって言っちゃいけないのかな?

別にいいと思うじゃんね。

 

私は人好きで、好きな人には超素だ。

そのくせ最初の警戒心は半端ないから、最初は無口だ。

でも一緒に居て大丈夫やなって思った人(何が大丈夫なのかは不明)には、

だんだん自分の話とかしだす。

しかも割とでかい話をぶっこむ。(家族の話や、恋愛の話、自分の話)

「いきなりそんな話?!」って話をぶっこむ。

どうでもいい中身のない話題を持ってない。

形式的な「おしゃべり」がしたいなら私とは合わない気がする。

 

私は私の話をする。そんで飾りのないあなたを見たい。

結局最後には家族になりたいんだもん。

どうでもいい話をするより、何も話さずに黙っているほうが好き。

 

(わ、こいつ変な子だ)って

避けられたり引かれたりいじめられたり、そんなのは全く惜しくない。

(変だと思われるのはまあ、嫌だと言えば嫌だけど。)

私が私で素のままでいられない、隠さなきゃいけない人とは居たくないから

避ける人に無理に一緒に居ろとは言わないし

引いてる人のところに行って自分のことをフォローしたり弁解しないし

いじめてきたり心無い言葉を言う人は、こっちから願い下げだ。

 

みんなに好かれるなんて不可能で

私だってみんなを好きになるのは不可能

それと同じように

あなたが本当に私を好きなのか見分けるのは不可能

あなたが本当は私を嫌いなのか見分けるのは不可能

でも

私が本当にあなたを好きなのは本当

それあなたが見分けるのは不可能だけど

 

「多分、好きなんだろうな」って

思わせることくらいできる。

 

「多分、好きなんだろうな」ってあなたが思うには

まずはあなたが私を見えないものとせずに

視界に、意識に入れてくれていることが必須で

それから私があなたに見せているものや言葉や気持ちを

ちゃんトイレに流さずに覚えてくれていることが必須

んでそんな証拠たちを並べて考えた結果、

「多分、(あいつは[俺、私、自分]のこと)好きなんだろうな」って

気付いてくれるのね。

 

「多分、好きなんだろうな」の次にあなたが思うことが

「ありがとう」でも「両想い」でもいいけど

あなたが嫌じゃなかったら嬉しいな。

逆に

「きもいなあ」とか「嫌だな」だったとしたら

残念だけど、それもいいよ。

私のこと、考えてくれてありがとうだよね。

 

すきのはんたいはむかんしん

とはよく言ったもんで

私は私に無関心にされるのが嫌い。

嫌われるのは全然怖くない。

 

 

…とまあこんな感じで

おバイトに行く時間なので 終わりますね。

 

こんなところまで読んでくれて

無関心じゃなくいてくれて ありがとう。

 

だいすき。